2010年7月27日火曜日

iPhone Gmailを活用してメール環境をクラウド化する

iPhone4を持って約1週間。やっとメール環境を(ほぼ)思い通りに設定完了できました。詳細設定を記憶しておくためにこのブログに記載しておく事にしましたが、興味ない方は「全く」読んでもらう必要ありません。予めご了承ください。

「わたしが やりたいこと」
全てのメール=PC独自ドメインメールの各アカウントや携帯メールを、どの環境下(各PC、iPhone)でも重複する事なく受信、送信したい。また「送信者名」は任意(各アカウント)に変更したい。
という事でした。


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まずは なにはともあれ「Gmail」アカウントの取得
ここは はしょります。

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「PCメール」を全て「Gmail」に集約

「会社ドメインのメール」「自宅のプロバイダメール」などPCメールを「Gmail」に統合します。方法は2つ。それぞれのPCメールから「Gmailに転送」する方法と、逆に「Gmail」からそれぞれのPCメールの「受信(POP)サーバを読み込ませる」方法です。PCだけなら後者をお薦めしますが、後に「携帯メール」もシンクロさせたいので、ここは前者「転送」にします。

「転送」はそれぞれのメールサービス側での設定となります。今後は全ての送受信を「Gmail」を使う事を前提として、「転送後メールをサーバーに残さない」に設定しておきます。

ここまですれば「受信メール」は全て「Gmail」で閲覧可能です。さて問題は「送信者名がGmailアドレス」になってしまうという事です。会社ドメインメールに送られた仕事のメールに返信する際に、相手側に「○○○○○○@gmail.com」というアドレスで送られてしまいます。当然、相手側が送った「○○○○○○○@○○○○○co.jp」という会社のアドレスで送り返したいですよね。

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「Gmail」の送信名変更設定

【設定】→【アカウントとインポート】→【名前】
→【別アドレスからメーッセージを送信】で送信アドレスを追加します。

私の場合、独自ドメインである○○○○○○@××××××.jp と iPhoneのアドレス○○○○○○@i.softbank.jp を追加。

これで「Gmail」から送信する際に3つのアドレス=
○○○○○○@××××××.jp 
○○○○○○@i.softbank.jp 
○○○○○○@gmail.com 
を選択、使い分けできるようになりました。

基本的には「独自ドメインである○○○○○○@××××××.jp」に統一したいので、これを「デフォルトに設定」しておきます。

ここまですれば「PCメールの統合」は終了。
次はいよいよ「iPhone」とのシンクロです。


実際はこの状態でも使用可能です。「iPhone」の「Safari」の開いてGoogleアカウントにログインして「Gmail」を開けば、上記PC「Gmail」と同様に使用できます。が、これはあくまでWEBページを見ているという事になりますので「メール受信時」に何のアクションも「iPhone」は起こしません。こちらがWEBページを見にいく毎に更新されるだけです。
ですので、「iPhone」の「メール」機能として「Gmail」を使う方法でシンクロさせたいところです。

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「iPhone」の「Gmail アカウント」設定

【設定】→【メール/連絡先/カレンダー】→【アカウントを追加】を開きます。
ここに「Gmail」のロゴがありますが、これを選択しない! ここが肝心! 
【その他】→【メールアカウントを追加】に進んでください。

名前:PC Gmailと同名がおススメ
アドレス:○○○○○○@gmail.com
パスワード:××××××××

受信メールサーバ
ホスト名:imap.gmail.com
ユーザー名:○○○○○○@gmail.com
パスワード:××××××××

送信メールサーバ
SMTP:smtp.gmail.com

と入力して 一旦【完了】とします。

この状態なら、PC時の設定と同様に「送信者」は「○○○○○○@gmail.com」だけになっています。ここに 独自ドメインである○○○○○○@××××××.jp を追加するわけです。

【設定】→【メール/連絡先/カレンダー】→アカウント【Gmail】→【アカウント】と進みます。
アドレスという欄には ○○○○○○@gmail.com と記載されているはずです。ここに残りのメールアドレスを追記します。

○○○○○○@gmail.com,○○○○○○@××××××.jp

それぞれのアドレスの間は , =カンマで区切ってください。
※PC設定では、○○○○○○@i.softbank.jp も追加しましたが「iPhone」では既に「アカウント」として存在しているので不要です。

一番最初に記載されているアドレスが「iPhone」でのデフォルト設定となりますので、順番も入れ替えておきます。

○○○○○○@××××××.jp,○○○○○○@gmail.com

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これでOKです。
難しいハナシでいうところの「受信サーバをIMAPで」ってことのようです。

すみません、私も詳しく説明できる程の知識はありません。POPでは出来ない「同期」が「IMAP」では可能なようです。


iPhone「メール」を開けてもらえれば 受信、アカウントの欄に「Gmail」と「i.softbank.jp」が存在するはずです。さらに「新規作成」を開いてもらえれば、
差出人:欄には ○○○○○○@××××××.jp と記載されているはずです。そこをタップ、さらにタップすると現れる選択画面で ○○○○○○@gmail.com と ○○○○○○@i.softbank.jp を選択できます。

これで、「どこにいようと」「どの端末を使っていようと」、旅先でも、インターネットカフェでも、メール受信が可能に。また任意の「送信者名」で送信できますので、相手先には全く気づかれる事もありません。たとえ明石海峡で釣りしてても、いかにも会社で仕事してるニュアンスでメール送信できます。

さらにこの設定では全てが「シンクロ」している状態ですので、どこかで一度受信したメールは、どの端末でも「既読」になりますし、どこかから送信したメールは、どの端末でも「送信済み」として認識されます。
当然ですが、「フィルター機能」で「ラベル分け」されたフォルダ管理も、そのままiPhoneで再現しています。

会社PC、自宅PC、主張先でのモバイルPCやiPhoneなど、それぞれメール環境が存在して、逆に煩雑になって困っているそこのアナタ。一度 検討してみる価値はあると思いますよ〜。


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