亀岡 湯の花温泉 すみや亀峰菴
http://www.sumiya.ne.jp/
近場ならどうしても「有馬」が思い浮かぶので、今まで全く「ノーマーク」の亀岡 湯の花温泉。大阪から1時間弱で到着です。温泉宿(ホテル)がポツポツと点在しているだけで「温泉街」といった「街並み」はありません。各々、宿の中で過ごすしか無いって感じですね。
小さな「藁葺き屋根の門」をくぐると、風情のある佇まいの外観。しかし、建物内は「和モダン風」で統一されています。チェックインのために通された「ライブラリー」と呼ばれる空間も、陶芸作品を中心にアートが展示されていました。また大きな1枚ガラスの向こうには「緑の木々」が。部屋のほの暗さとのコントラストが「写真のように」素晴らしい!!紅葉時期はさぞかし素晴らしい眺めなんでしょう。
掘りごたつがある、シンプルでこれまた窓から「緑の木々」が溢れんばかりのお部屋に通された後、夕食前の「温泉」に。
「お風呂」はというと、まあまあ・・・。「温泉」もこれと言った特長もない「普通のサラッとした透明の温泉」です・・・。すいていたので、ほぼ貸切り状態でのんびりとほっこりと。「貸切り」と言えば、このお宿には本館から徒歩で5分ほどもかかる山の中に「貸切り露天風呂」があります。散歩がてら歩いてみたのですが、真冬や天気が悪い日は相当ツラそう。またそれぞれタイプの違う「露天風呂付きのお部屋」も7室ほどあるようです。お忍び旅行にはうってつけ?
さ〜て、6時30分。待ちに待った「夕食」です。
春「筍」、夏「鮎、鱧」、秋は「松茸」、冬は「カニ」「ボタン鍋」を基本に季節の会席が自慢のようです。ここ湯の花温泉は「京の奥座敷」と呼ばれているらしくやはり「京懐石」。
まずは「八寸」
この中にあった「地鶏の燻製」が美味しかった〜。
さらに「お造り」
平目と槍烏賊 これも旨い!!
次に「土瓶蒸し」やった〜!
具は、そう「松茸」と「鱧ハモ」です。あ〜、美味しい。このあたりでビールから焼酎へ。お酒も進む〜。
さらに「鱧しゃぶ」
淡路の「ハモすき」も旨かったんですが、やはり「京風」、薄味の出汁にさらっとくぐらせて戴くのですが、繊細な仕事がされています。当然「骨切り」されているのですが、「皮面」に皮が少ししか付いていません。普通「皮面」は全面「皮」ですよね。背中央の3mm程度しか皮が残されていません。だから、皮の臭みもありませんし歯ごたえすら無いのです。たぶん、皮が全く無かったら身はバラバラになるので、それを防ぐ最低限だけを残しているんでしょうね。
焼き物「かます」
これ、本当に旨かった!! カマスって好きでなかったんですが、私のこれまでの「カマスのイメージ」が根底から覆されました。柚子味噌風味という料理法も絶品だったんですが、なんと言ってもカマス自体の身の「ホクホク感」「脂の乗った味」が最高!!カマスってこんなにも美味しかったんや〜。
SGさん、是非是非、釣ったカマス食べさせてください。
最後に「お酢の物」
ホタテとレンコンの酢の物。繊細な味わい、見た目も美しく まさに京料理って感じの一品。
締めの「ご飯もの」はお釜(京風に「おくどさん」)で炊いた白米、しかも「新米」。うまい!!おかわりまでしてしまいました。
朝食もこの「おくどさん」で炊いた新米ご飯に、焼き魚、お野菜などなど。美山産の「平飼い地鶏の生卵」で「卵かけご飯」がおすすめ。
近場で美味しい京料理と温泉を堪能。また行きたいと思わせてくれるお宿でした。次は紅葉やホタルの時期に是非とも。
4 コメント:
いいですねぇ~~のんびりした感じで。京懐石!絶品やろねぇ~。私も先日23日に母の喜寿(77歳)のお祝いに熱海に行ってきました。蓬莱という由緒あるお宿に一泊。実家から1時間という近さが魅力でお料理に温泉にと堪能してまいりました。熱海も海が近いので美味しい海の幸を存分に味わってきましたよ~~。カマうまいでしょ!今度カマス狙いで釣行しますか!!(^^)V
>SGさん
蓬莱って「551」とちゃいますよね(笑)
熱海、行ってみたいなぁ〜
あるとき~~(^^)ないとき~~(;;)・・・・って、なんで551やねん!!こんなとこだよ~~http://www.izusan-horai.com/
個室露天風呂もあって贅沢でした~~~SG&奥さんのマル秘写真もあるので今度見せます~~~。
「いいですね〜」って、絶対、伊豆の方がいいですやん!!
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