2010年7月29日木曜日

iPhone Gmailを活用してメール環境をクラウド化する【その2】

先日「iPhoneのメール環境を構築!」って得意げな記事をアップしましたが、これだけ素晴らしい「IMAPアクセスによるGmailのクラウド環境」にも、弱点がありました。

「メールを受信しても、音もしなけりゃ、何のアクションも起こさない」

いわゆる携帯メールのように、「ピロピロリ〜、メールが届きました〜」的な通知が無いということです。これは、けっこう困ったものです。

いろいろ調べた結果、「ピロピロリ〜、メールが届きました〜」的な「iPhoneにプッシュ受信でGmailを設定」は出来るようです。
しかしながらその設定方法では、私がしたかった「送信者名を任意に変更」は出来ず、当然「○○○○○○@gmail.com」のみ。また「同期」という意味ではやはり「IMAP接続」の方が優れているらしい(?)のです。

今のところの「対処法」として現在試験中の仕組みは、
「GmaiからMMSへ転送」して「ピロピロリ〜、メールが届きました〜」という通知をiPhoneで鳴らす方法。
iPhoneの「MMS」とは、○○○○○○@softbank.ne.jp アドレスのいわゆる「携帯メール」です。このアドレスは公表もせず使用予定がなかったので、この「ピロピロリ〜」を鳴らす為だけに転送させます。

しかし転送することで「Gmail」と「MMS」に同データが2つ存在することになってしまいました。これは「クラウド環境」と呼べるか微妙ですね・・・・でも、まあ、仕方ないか・・・当分はこの環境で様子見です。



------------------後日 追記------------------
後々 気づいたのですが、【メール】→【メールボックス】→【アカウント Gmail】を開くと
「下書き」「送信済み」「ゴミ箱」の3項目が重複して(合計6項目)存在しています。例えばiPhoneから送信した送信メールは上の「送信済みメッセージ」に、PC Gmailから送信したメールは下の「送信済みメール」に存在します。これでは煩雑でスマートとは言えません。当然「サーバー上=クラウド」に統一しましょう。

【設定】→【メール/連絡先/カレンダー】→【アカウント Gmail】→【IMAP アカウント】→【詳細】→【メールボックスの特性】の各項目を「iPhone」から「サーバー」にそれぞれ設定して【完了】
重複して存在していた3項目がスッキリと整理できました。


2010年7月27日火曜日

iPhone Gmailを活用してメール環境をクラウド化する

iPhone4を持って約1週間。やっとメール環境を(ほぼ)思い通りに設定完了できました。詳細設定を記憶しておくためにこのブログに記載しておく事にしましたが、興味ない方は「全く」読んでもらう必要ありません。予めご了承ください。

「わたしが やりたいこと」
全てのメール=PC独自ドメインメールの各アカウントや携帯メールを、どの環境下(各PC、iPhone)でも重複する事なく受信、送信したい。また「送信者名」は任意(各アカウント)に変更したい。
という事でした。

2010年7月23日金曜日

はじめての「iPhone」

予約してから約1ヶ月。ついに私も「iPhoneデビュー」です。

まずは近所のauショップにて「NMP予約番号」をもらいに。ショップおねえさん「ちなみに、iPhoneですか?」「ここ数日、大変多いですね」って。予約も一段落して、出回ってきたって事でしょうか。
その足で50m先のSoftBankショップへ。設定待ち時間15分含め30分程度で手続き完了。

 
上の写真は、奥さんの「ピンクのシリコンケース着用」iPhone4。想像より若干、大きめで重たい・・・。

 
私はBuffalo製の皮革風ケースに挿入。しかし、これが「大失敗」です。このケースに入れたままでは「イヤホンは使えない」し「キーパットの端っこの文字は打てない」「メインボタンも非常に押しづらい」。正直、最悪の製品・・・。明日にでも返品できるかヨドバシに聞いてみよ。

今日は「メールの設定」だけで終了。


2010年7月19日月曜日

W杯優勝「スペイン」つながり?

今日は「海の日」。どっピーカンのサマーホリデー、皆様いかがお過ごしでしたか?
 
私はというと3連休とも仕事してました・・・。このご時世、お仕事もらえるだけでも有り難いです。休日使って「至急」仕事をこなせるのがフリーランスの生きる道です、はい。
と言っても、朝5時起きで涼しい午前中に集中して作業。昼からは気分次第で仕事の続きを、またはスポーツジムで汗かいてサウナ、ジャグジー入ってと、まあ、呑気なものです。

今日もプールでひと泳ぎして、夕方帰宅して、さっそくビール。

今晩の夕食は「パエリア」
ニンニクを炒めてオリーブオイルに香りをだします。次にタマネギ、パプリカ、鶏肉、エビ、アサリを入れて更に炒めていきます。アサリが開いたら、パプリカ、エビ、アサリは一旦取り出して、お米を(洗わないで)入れて炒めていきます。ある程度火が通ったら、パプリカ、エビ、アサリをお米の上に並べて、ホールトマト、サフランをもどしたブイヨンを加えてお米を炊いていきます。ここからは一切かき混ぜないで。
まあ、こんな行程をビールを飲みながら進めていきます。

ブイヨンを何度かに分けながら(お米の硬さも確認しながら)加えていきます。日本の「炊き込みご飯」より相当「硬め」が私のお気に入りです。芯が無くなったギリギリのタイミング、「柔らかい」よりは「硬い目」がGood!

 
どうです、美味しそうでしょ。
写真もなかなかいい感じに撮れています。

作り方は、料理本通りですので、どなたでも簡単に出来ちゃいますが、私が「これだけは必ず」って事が2つあります。
一つは、写真でもお判りのように「レモン」を忘れないように絞ってお召し上がりください。もう一つも同じような事ですが「アリオリソース」も是非とも作ってください。

「アリオリソース」は、ニンニク、卵黄、オリーブオイルを合わせて作るのですが、実はこれがなかなか難しい。何度か挑戦はしてるんですが、お店のような「なめらかさ」が再現できないでいます。
最近では、すりおろしたニンニクにマヨネーズ、オリーブオイルを混ぜあわせた「なんちゃってアリオリソース」で代用しています。まあ、「相当近い」感覚だと思っています。

「レモン」と「アリオリソース」の無いパエリアなんて、言い換えれば
「クリープを入れないコーヒー」もしくは「クリープをやらない(演奏しない)レディオヘッド」ってほど、味気ないものです。

2010年7月18日日曜日

何も話題のない人生・・・

ワールドカップが終わってからというもの、このブログに書くような話題がない・・・

実は小説を一冊 読み終えていたんですが「紹介する程おもしろくなかった」という事で没企画。今読んでいる「今月の新刊」はなかなか面白いので、いつかご紹介したいと思っています。

また、来週には「iPhone 4」が届く予定。当分は「初めてのアイフォーン」記事が続きそうな予感です。

2010年7月12日月曜日

無敵艦隊 スペイン 初優勝〜!!

FIFA ワールドカップ南アフリカ大会 決勝「スペイン 1 VS 0 オランダ」
毎度毎度 期待を受けながら撃沈してきた無敵艦隊が、ついに優勝です。


3時に起きてのTV観戦。眠いし仕事も忙しいですが、今日が最後です。「スペイン VS オランダ」という攻撃的な両チームの決勝戦なんで楽しみでしたが、なんと前後半、延長に入っても0−0が続きました。最初の20分ほどを見る限り「今日のスペインは絶好調」って思ったほどパスも回ってたんですが、その後、オランダの守備が踏ん張り、徐々にお互い攻めきれない試合展開に。イエローカードが飛び交う荒れ模様・・・

「もしかしたら、PK戦か〜?」って思っていた延長後半11分、ゴール前オフサイドぎりぎりで受けたイニエスタが、トラップを浮かせてボレー!!!
決勝ゴールは、こういう「ゴールネットに突き刺さる」って感じがいいですよね〜、やっぱり。

 
イニエスタ〜!!
背も低いし、線も細いし・・・日本人と何ら変わらない体格でもボールキープ出来るは、狭いところをドリブルで突破する気迫は素晴らしい!!

速くて短いパスを回して、相手の守備を翻弄しながら、自分たちでスペースを作って、そのスペースにキラーパスを入れる・・・そういう「パスサッカー」が、体格で圧倒する「パワーサッカー」に対抗できる、そして勝てるって事を証明してくれました。

それにしても、例のドイツのタコ「パウル君」、全戦的中です。すごい・・・

2010年7月8日木曜日

スペイン 決勝進出!

本日早朝3時起きで、準決勝「スペイン vs ドイツ」をTV観戦。
応援するスペインが、今大会絶好調のドイツを華麗なパスサッカーで圧倒、1-0の僅差ながら勝利。

今大会のスペインは優勝候補と言われながら、なんと初戦のスイスに負けるという、しょぼいスタート。その後も「パスは回る」が「得点できない」という「日本代表的」な試合展開が続いていました。
決勝トーナメントにはいって、若干、調子が上がってきた感じはありましたが、今日のドイツ戦は良かったですね〜。中盤のボールポゼッションは完璧、結局はコーナーキックからの1点のみでしたが、3点ぐらい取れていてもおかしくない程。逆に言うと2、3点取れない今の現状は決勝に向けての不安材料か。

決勝の相手はお互い初優勝を狙うオランダ。

予選リーグで1-0で日本を破ったオランダということで、どうも日本の一般的なメディアは「オランダ応援」の空気ですね。優勝したオランダに僅差で負けた日本も「捨てたもんじゃない」って思いたいんでしょうね、きっと。

私の思いは「逆」です。
「スペイン優勝」=日本サッカーの未来は明るい。

スペインのような、体格的に劣るチームが「パス回し」と「組織力」で優勝してほしい。スペインに出来るなら、いつの日か日本代表が優勝する夢が見れるってものです。

オランダやドイツ、イングランドのように、「高さとパワー」で相手を圧倒するような戦い方は、日本人には無理です。また、ブラジルやアルゼンチンのように「個々のテクニック」を磨く事にも限界があるでしょう。

「華麗なパス回しを基としたボールポゼッション(支配)」

日本人が目指すべきサッカーを体現しているのが、今の「スペイン代表」なんじゃないかな〜って思っています。


2010年7月4日日曜日

私的 村上春樹 考

以前ちらっと告白しましたが、私「村上春樹ファン」です。
参照

最初に彼の作品に出会ったのは、今から25年ほど前、20歳のころだったと思います。当時、なんとなく暇つぶし程度に、片岡義男や赤川次郎なんかを読んでいたところ、目に止まったのは「ダブル村上」、村上春樹と村上龍でした。村上龍も「限りなく透明に近いブルー」「コインロッカー・ベイビーズ」「海の向こうで戦争が始まる」と読み続けましたが、私が更に強烈に心を引きつけられたのが村上春樹の青春三部作といわれる「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」の3作品でした。文庫化のリアルタイムよりも若干遅れていましたので、3作一気読み出来たはずです。ページ数の少ない「1973年のピンボール」などは一晩で読み切るって感じだったと記憶しています。

その後数冊を挟んで出される「ダンス・ダンス・ダンス」含め4作品は、主人公の<僕>の成長とともに続いていく、言わば「シリーズ」になっていますので、是非とも、順番通りに読むことをオススメします。まず、最初に処女作「風の歌を聴け」を読んで「面白い!」と思えたなら、全作OKです。しか〜し!それが「うん?、何? どういうこと?」とか「意味わかれへん」「で、何が言いたいわけ?」などのご感想なら、他3作品もあきらめて、別の作品にチャレンジした方がいいと思います。

一番有名な「ノルウェイの森」なんかがいいかもしれませんね。
思い切って「1Q84」からってのもアリですよね。


私のFavorite Haruki Murakami Best 5

第1位「ダンス・ダンス・ダンス」
上にも書きましたが、これは2位の「3部作」の特別完結編といえる長編小説。有名な「ノルウェイの森」がビートルズの曲名であるように、これはビーチボーイズの曲名からつけられた題。ミステリーの趣きもあって単独でも十分読みごたえ有り。しかし出来れば、順番通りに読んで欲しいかな・・・

第2位「羊をめぐる冒険」(及び、風の歌を聴け、1973年のピンボール)
デビュー作から続く「3部作」。文体とセリフがサラッと都会的で、これぞムラカミワールドです。

第3位「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
「世界の終り」「ハードボイルド・ワンダーランド」という2つの物語がパラレルに進んでいくストーリー展開が新鮮。その手法は「1Q84」にも受け継がれている(らしい)。「世界の終り」の世界観と描写表現が実に美しい。

第4位「海辺のカフカ」
ストーリーはこの際「どうでもいい」のか?・・・クラシックを聞いているような感覚とでも言うのか? 意味は最後まで解らないけど一気読みしてしまった長編。

第5位「ねじまき鳥クロニクル」
村上作品で最も長い長編小説。読み終えた達成感はNo.1。内容も濃く、ドロドロとした「死」がテーマの超大作。


「1Q84」がバカ売れしている村上春樹ブームですが、彼の全作品(たぶん1Q84も)は、一種独特の風合いがあります。ストーリーに関しては「不思議なおとぎ話」とも言える意味不明なものも多いです。「趣旨」=作家が伝えたいことも、あるのか無いのか・・・ミステリー小説が好きな方は「で、結局どうなったって事?」と、読み終えてもハッキリしない結末にイライラする事も。恋愛小説や青春小説が好きな方が「勇気」や「感動」を望んでも、そういったモノは何もありません。

じゃあいったい、何がそんなに面白いのだろう?
不思議だ・・・